こんにちは! 青山設備工業です。
弊社では、滋賀県東近江市を拠点に、プラント工事などを承っております。
プラント配管工事では、「溶接」が行われることもあります。
プラント配管工事は実際に目にする機会が多くないお仕事のひとつですので、漠然と重いものを運んだり掘削したりするお仕事といったイメージを抱かれている方もいらっしゃるのでは?
プラント配管工事の内容は多岐に渡りますが、今回はプラント配管工事における「溶接」にフォーカスを当てていきたいと思います!
今回の記事を読んでくださった方が、プラント配管工の奥深い世界の一端を感じていただけましたら幸いです。
プラント配管工事における溶接の内容
配管を接続させるために行う
溶接は、高温に熱して溶かした金属を接着剤代わりにして、異なる金属同士を一体化させる作業のことをいいますが、プラント配管工事における溶接は、プラント配管同士の接続のために行われます。
配管同士の接続の仕方は大きく3つあります。
●接続部分をネジ状に加工して接続する「ねじ込み接続」
●ボルト・ナットを利用する「フランジ接続」
●溶接によって一体化させる「配管溶接」
溶接は圧力に強い接続方法
配管を溶接で接続する理由は、プラント配管内で強い圧力が加わることがあるからです。
プラント配管内には高温高圧の水蒸気が流れることがあり、当然プラント配管自体にも強い負荷がかかります。
ねじ込み接続やフランジ接続は圧力に弱い接続の仕方であるため、内部を通るものの圧力に耐えきれず破断が発生するおそれがあることから、プラント配管工事における配管同士の接続には配管溶接が採用されるのです。
安全に作業できるようにするのも仕事の内
溶接を安全に行うための準備や、溶接の品質のチェックも、溶接作業のひとつです。
溶接作業は、本格的な溶接のみにとどまりません。
溶接を安全に行うための事前準備や、溶接がうまくいったかどうかを丁寧に確認することも、立派な溶接作業です。
溶接に不備があるとプラント内を流れる物質がそこから漏れ出すおそれがあります。
高温の水蒸気や危険な化学薬品が漏れ出すと甚大な事故にもつながりかねませんので、溶接が終わったからといって油断はできません。
正しい知識と技術を身につければ誰でも行えます
「危険そう」といったイメージが先行しがちな溶接ですが、実際はそこまで危険な作業ではありません。
正しい知識と技術を身につければ、誰でも安全に溶接を行うことが可能です。
実際に、一流の溶接工として活躍している女性の方も少なからずいらっしゃいます。
溶接の経験を活かせる職場をお探しの方や、溶接に携わってみたいとお考えの方がいらっしゃいましたら、プラント配管工事における溶接はいかがですか?
前述のようにプラント配管工事においても溶接は大切なお仕事のひとつですので、プラント配管工事に携わることで溶接の技術も身につけることができます!
ぜひ一度弊社の採用情報ページもご覧くださいませ。
>>青山設備工業採用情報
溶接の種類大百科!
プラント配管工事の溶接の種類をご紹介!
溶接の種類は非常にたくさん!
溶接を施す対象物の材質や周辺環境等の条件に合わせて溶接は使い分けられます。
すべての種類をここで解説し切ることはできませんので、ここではプラント配管工事において採用される溶接の種類をピックアップしてご紹介いたします!
アーク溶接
放電による火花で溶接棒を溶かして溶接を、「アーク溶接」といいます。
電極付近のみを短時間で高温に熱することが可能ですので、作業効率に優れております。
ただ、熱する力が強すぎるため薄い金属板のような母材においては他の溶接が検討されます。
TIG溶接
アルゴンのガスを用いて電極に酸素が付着して酸化が進むことを防ぐ溶接を、「TIG溶接」といいます。
電極からの放電で加熱するアーク溶接の一種でもあります。
TIG溶接における電極はタングステンでできているのですが、これは高温環境下において酸化しやすいという特徴があり、酸化すると溶接不良が起こる原因となります。
電極を保護しつつ溶接を進められるものの、母材がガスの影響を受けることからTIG溶接が可能な金属は限られます。
半自動溶接
加熱して接着剤代わりに添加する溶接棒(ワイヤー)のコントロールを自動化した溶接を、「半自動溶接」といいます。
TIG溶接では、片手で加熱機器を持ち、もう片手で溶接棒を持って両方を適切にコントロールする必要があります。
そのため、作業には高い習熟度が求められるという欠点がありましたが、半自動溶接は溶接棒のコントロールを自動化しているため、作業者は加熱機器のコントロールのみに集中できます。
PVC溶接
ポリ塩化ビニル・塩化ビニル樹脂を溶接棒とした溶接を「PVC樹脂」といいます。
アーク溶接のように超高温に加熱する溶接ではなく、熱風を噴射してプラスチック製の溶接棒を溶かして溶接します。
水や火に強く電気絶縁性であることから、プラント配管以外にも水道管や半導体洗浄装置にも使用されています。
溶接には他にもいろいろな種類があります。
知れば知るほど面白い溶接の世界に、プラント配管工事を通じて飛び込んでみませんか?
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溶接の仕事は一生もののスキルが得られる!
溶接はプラント配管工事以外にも多数の現場で必要とされます。
もちろんプラント配管工事においても溶接で貢献できることは決して少なくありません。配管接続のように繊細な操作が必要で機械化ができない分野においては、溶接の技術を持つ人は非常に重宝されます。
一度身につけた技術は、一生ものの財産として役に立つでしょう。
手に職をつけたいという方には、自身を持っておすすめできるお仕事です。
冒頭で触れたように弊社ではプラント配管工事を手掛けておりますので、溶接の技術を身につけることも可能です!
溶接に携わりたいという方も、ぜひ弊社の求人をご検討ください。
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溶接に携わりたい方も青山設備工業へ!
プラント配管工事において溶接は大切な作業のひとつです。
プラント配管工事に携わり、溶接の技術を身につけませんか?
現在弊社では、新規施工スタッフを求人募集中!
入社後は滋賀県内を中心に各地で、プラント配管工事やプラント工事などの現場に携わっていただきます。
溶接に携わるには「アーク溶接等の業務に係る特別教育」などの資格が必要ですが、弊社では資格取得支援制度を完備しておりますので、未経験の方も安心してチャレンジできます!
溶接にご興味をお持ちの方も、プラント配管工事にご興味をお持ちの方も、お気軽にご応募ください。
社内には20代から50代までの先輩たちが在籍し、アットホームな雰囲気のなか仲良く過ごしています。
たくさんのご応募を心よりお待ちしております。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
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