こんにちは! 青山設備工業です。
弊社では、滋賀県東近江市を拠点に、プラント工事などを承っております。

さまざまな場面で使用される言葉「配管」、その意味を深く考えたことがあるという方は、それを取り扱うお仕事をされている方でない限りそう多くはないと存じます。
配管が具体的にどのような意味を表す言葉なのか、皆さまは正しく説明することができますか?
プラント配管工事をはじめ各種配管工事に携わるならば、配管という言葉の意味をしっかり理解することが大切!

今回は、「配管」という言葉の意味を一緒におさらいしていきましょう!

建物にとって必ず必要な「配管」とは?

私たちが普段何気なく口にする「配管」という言葉は、「配管工事」と「配管材料」の2つの意味があります。

配管工事と配管材料はどちらも配管と略して表記されることが多く、どちらの意味で用いられているかは場面や文脈によりけりです。

ここで、どちらがどのような意味を持つのかを整理しましょう。

配管工事

プラント配管の内部のようす

central heating and cooling system control in a boiler room


管を加工してさまざまな設備に接続する工事を、配管工事といいます。

配管工事の手順は順番に以下のような内容となっております。

1.配管の素材の選定
2.切断やバリ取りといった配管の加工
3.継手類や弁類といった配管設備の取り付け
4.水圧テストや気密テストといった品質チェック
5.支持金物の取り付け
6.保温工事・保冷工事

配管材料

配管材料は、簡単にいうと円筒形の管全般のことです。

配管工事によって敷設される、内部に流体や電線が通る管は配管材料にあたります。

私たちが普段過ごしているさまざまな建物では、当たり前のように電気や水・ガスが使用できていますよね?
こうしたインフラを支えているのが配管材料です。

配管のことをもっと知るならば、実際に配管工事に携わるのがおすすめ!
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流体と配管の種類は?

中を通る流体の種類によって配管の呼び名は変わります。

ここでは、代表的な4種類の呼称をご紹介いたします!

液体配管(流体:液体)

飲料水や雑用水・熱源水など、液体となっている物質が流れる配管を、液体配管といいます。

液体配管はさらに2種類に分けることができ、水配管と油配管に分けられます。

水配管を取り扱う場合は、空気だまりが発生しないよう配管の勾配に注意しましょう。
空気抜き弁を取り付けて空気だまりが発生しないようにできる場合もあります。

また、寒冷地などでは流体の凍結によって配管が破損するおそれがあるため、あらかじめ何らかの対策を行う必要があります。

気体配管(流体:気体)

蒸気や冷媒・ガスなど、気体となっている物質が流れる配管を、気体配管といいます。

気体配管もいくつかの種類に分けることができますが、プラント配管工事では特にプロセス配管と呼ばれる、プラント内の機器同士を接続するための配管がよく使用されます。

気体配管を用いた配管工事を行う場合、配管の口径に注意しましょう。
適切な口径の配管を用いないと、流体の圧力や温度に影響が出るおそれがあります。

外気温による流体への影響が懸念される場合には、別途保温工事を行います。

粉体配管(流体:固体)

塩や砂糖・小麦粉などといった粉状の物質が流れる配管を、粉体配管といいます。

粉体配管は流体の移送方式によって種類分けされており、吸引配管方式と圧送配管方式の2種類に分かれております。

粉体配管を用いた配管工事では何より流体の詰まりに注意する必要があります。
複雑な形状のレイアウトだったり、内部の表面が滑りにくい配管が使用されていたりすると、流体の詰まりが発生しやすいため、曲線の少ないシンプルな形状のレイアウトにする・内部表面が平らで滑りやすい配管を用いるといった工夫が求められます。

配線保護用配管(流体:なし)

内部に配線を通し、配管自体が露出してしまわないように保護するための配管を、配線保護用配管といいます。

配線は露出したままだと、断線しやすい・ショートした箇所から火災が広がりやすい・接続されている機材が故障しやすいなどといったリスクがあります。
配管でカバーすることで、そういったリスクを最小限に抑えられるようになります。

配管の素材は金属と樹脂がメインですが、周辺環境や保護箇所に応じて使い分けられます。

こうした配管や流体の種類を覚えることは、プラント配管工事において非常に大切です。
ここで身につけた知識を、現場で活用してみませんか?
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建築物の配管種類って?

多くの建物内では水や蒸気などの流体をさまざまな形で使用できるようになっていますが、こうした流体の使用を支える配管は「給排水・衛生設備配管」「空調設備配管」「その他の配管」の3つに分けられることもあります。

ここからは、こうした分類におけるそれぞれの特徴について解説いたします!

給排水・衛生設備配管

給水管・排水管・給湯管・消化管のことです。

いわゆる水回り設備に接続される配管は給排水・衛生設備配管にあたります。

流水や水圧に強い素材の配管が使われ、代表的なものとしては塩化ビニル管やステンレス鋼管が挙げられます。

空調設備配管

冷水配管や温水配管・冷却水配管・蒸気配管・冷媒配管・油配管など、各種エアコンやボイラー・冷凍機といった空調機器を稼働させる配管です。

病院やホテルなど比較的規模の大きい施設だと目にしやすいかもしれません。

その他の配管

ガス管や工場配管はその他の配管になります。

工場配管はプラント配管とも呼ばれ、プラントで生産される製品の原料や化学薬品などを流す配管です。

また、船舶や車両内に搭載された燃料を流すための配管やビルジ管などもその他の配管として扱われます。

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基本的な配管設備の構成とは?

配管設備は、管や継手類・弁類・管支持装置の総称です。

配管設備は管のみで構成されるとは限りません。

用途や周辺環境に合わせて継手類や弁類・管支持装置が取り付けられたり、保温塗装が行われたりします。

実際に配管設備がどのようになっているのか、その目で確かめてみませんか?
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驚くほど奥深い配管の世界!

プラント配管の日中の風景
日常的に使用される配管という言葉ひとつに、ここまで奥深い世界が広がっているとは思わなかったという方も多いのでは?

実際に配管工事に携わることで、よりその奥深さを堪能できることでしょう。

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みなさまからのご応募を心よりお待ちしております。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!


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